GUIDE · タイ
【2026年版】タイ人はなぜ家族を大切にする?仕送り・親孝行・介護から見る家族のつながり
バンコクで働く若者が、給料日に故郷の母親へお金を送る。親の病院代を兄弟で分担する。ソンクラーンには長い渋滞に並んででも実家へ帰る。親の体調が悪くなれば、仕事や住む場所そのものを見直す人もいます。もちろん、すべてのタイ人が同じではありません。それでも統計と実際の暮らしを重ねてみると、タイでは自分の生活と家族の生活が深く結びついていることが見えてきます。
更新日:2026年10月7日

地方からバンコクへ。仕事を求めて都市で暮らす若者たち
バンコクで働くタイ人の中には、地方出身者が少なくありません。
地方出身者で、
・実家はイサーンにある
・両親はチェンライに住んでいる
・家族はウドンタニにいる
・自分だけバンコクで働いている
というケースはよくあります。
就職や進学をきっかけに故郷を離れ、バンコクなどの都市部で暮らし始める若者は珍しくありません。
背景には、地方と都市部の仕事や給与、教育機会の違いがあります。
2025年にNESDCが行った調査では、バンコク、チョンブリ、チェンマイ、コンケン、ソンクラーという5つの主要経済地域へ働きに出た20〜35歳の若手労働者2,563人を調査しています。
故郷を離れて最初にこれらの経済地域へ移り住んだ理由は、
・仕事:60.5%
・進学:21.5%
・その他:18.0%
でした。
- 仕事60.5
- 進学21.5
- その他18
調査では、進学をきっかけに都市へ出た若者の多くも、そのまま卒業した地域で働き続けていました。
主な理由として、故郷より収入や福利厚生の条件がよいことが挙げられています。
つまり、地方出身の若者にとって都市部は、教育と仕事の機会を得る場所でもあります。
一方、都市で仕事を持つようになっても、親や実家との経済的な関係までなくなるわけではありません。
そこが、タイの家族の暮らしを理解するときの重要なポイントです。
都市で稼いだお金の一部が、故郷の家族へ戻っていく
バンコクで得た給料を何に使うかは人によって違います。
自分の家賃や食費、交通費、貯金に加えて、「実家へ送るお金」が毎月の支出に入っている人もいます。
例えば、
・毎月決まった金額を親へ送る
・親の電気代や水道代を負担する
・病院代や薬代を兄弟姉妹で分担する
・田舎の家の修理費を出す
・弟や妹の学費を手伝う
・農業に必要な費用を送る
といった形です。
親への支援は必ずしも毎月固定額とは限りません。
普段は少額で、病気や家の修理など大きな出費が発生したときだけ多く送る家庭もあります。
兄弟姉妹が複数いれば、それぞれが負担を分けることもあります。
| 家族の中のお金・支援 | 具体的な例 |
|---|---|
| 子から親へ | 生活費、医療費、電気代、家の修理費 |
| 親から都市で働く子へ | 住宅購入の頭金、車の購入支援、子育て支援 |
| 都市で働く親から地方へ | 子どもの生活費、学費 |
| 祖父母から若い夫婦へ | 孫の世話、食事、家事 |
| 兄弟姉妹間 | 親の生活費・医療費・介護費を分担 |
家族の中では、「誰か一人が一方的に支える」というより、その時に支えられる人が家族を支える形になることがあります。
親への仕送りには、タイの年金事情も関係している
親への仕送りを「タイ人は親孝行だから」という文化だけで説明すると、大事な部分を見落とします。
経済的な理由も大きいからです。
タイには公務員年金、社会保障制度の老齢給付、任意加入型の仕組みなど複数の老後所得制度があります。
しかし、すべての高齢者が十分な年金を受け取れるわけではありません。
特に、農業、自営業、日雇い、小規模事業など、長期間正式な社会保障制度へ加入していなかった人では、老後の安定した年金収入が限られるケースがあります。
World Bankもタイの年金制度について、制度が複数に分かれ、老後所得保障の十分性に課題があることを長く指摘しています。
タイ政府による基礎的な高齢者支援の一つが「高齢者生活手当」です。
2026年現在の月額は年齢によって次のようになっています。
2026年10月5日時点の1バーツ=約4.69円で参考換算しています。
| 年齢 | 高齢者生活手当 | 日本円の目安 |
|---|---|---|
| 60〜69歳 | 600B/月 | 約2,800円 |
| 70〜79歳 | 700B/月 | 約3,300円 |
| 80〜89歳 | 800B/月 | 約3,800円 |
| 90歳以上 | 1,000B/月 | 約4,700円 |
もちろん、この手当だけがすべての老後収入ではありません。
社会保障制度の老齢給付を受ける人。
公務員年金を受ける人。
貯金や土地を持っている人。
高齢になっても働く人。
さまざまです。
それでも月600〜1,000バーツの生活手当だけで生活費をすべて賄うことは現実的ではありません。
タイの親への仕送りは、親孝行という文化だけではなく、公的な老後所得だけでは足りない部分を家族が補う経済的な仕組みでもあります。
2024年の統計でも、子どもの支援は高齢者の大きな収入源
タイ国家統計局の2024年高齢者調査では、約1,403万人の高齢者について、過去12か月に得た収入源を調査しています。
主な結果を人数から割合へ換算すると、
・政府の高齢者生活手当を受けた人:約87.9%
・子どもから収入を受けた人:約76.8%
・働いて収入を得た人:約38.3%
・年金収入を得た人:約7.3%
でした。
複数回答のため、合計は100%を超えます。
2024年の高齢者調査では、約76.8%の高齢者が過去1年間に子どもから何らかの収入を受け取っています。
これは、すべての高齢者が子どもの仕送りだけで生活しているという意味ではありません。
政府手当、仕事、貯金、年金、配偶者、子どもなど複数の収入を組み合わせて生活している家庭が多いということです。
しかし「大人になった子どもが親を経済的に支える」という関係が、現在のタイでも非常に広く残っていることは分かります。
【カタンユー・カタウェーティー】親から受けた恩を忘れない
タイの家族観を理解するときに、知っておくと面白い言葉があります。
กตัญญูกตเวที
カタンユー・カタウェーティーと呼ばれる考え方です。
簡単に言えば、
「受けた恩を知り、その恩に報いる」
という価値観です。
特に親については、
・生んでくれた
・育ててくれた
・学校へ行かせてくれた
・働いて生活を支えてくれた
という恩を忘れず、大人になった自分も親を支えるという考え方につながります。
チュラロンコン大学の研究でも、高齢の親を介護する家族について、親から受けた「ブンクン=恩」を理解し、その感謝を行動で返す考え方が説明されています。
その行動は、
・仕送りをする
・食事を買う
・病院へ連れて行く
・一緒に暮らす
・頻繁に電話する
・介護をする
などさまざまです。
タイの親孝行は、感謝の気持ちだけではなく、お金・時間・介護といった具体的な行動として表れることがあります。
離れて暮らしていても、家族との関係は続く
バンコクで働きながら、地方の実家へ頻繁に帰るのは簡単ではありません。
イサーンや北部、南部の出身であれば、実家まで数百km離れていることもあります。
そのため、現代の家族関係では、
・LINEや電話で連絡する
・ビデオ通話をする
・毎月送金する
・必要な物をオンラインで送る
・長期休暇に帰省する
といった形が重要になります。
以前なら「同居して親を支える」ことが中心だった家族でも、都市化によって暮らす場所が離れています。
一緒に住んでいなくても、お金や時間を通じて支え続ける。
これが現代タイの家族の一つの形です。

親の病気をきっかけに、故郷へ戻る人もいる
親が高齢になると、仕送りだけでは解決できない問題も出てきます。
親が入院した。
一人で生活できなくなった。
病院へ付き添う人が必要になった。
兄弟の中で地元へ戻れる人が自分しかいない。
そうなると、バンコクでの仕事や住む場所そのものを見直す人もいます。
実際に、
・仕事を辞めて地元へ戻る
・転職して実家の近くで働く
・一時的に休職する
・兄弟姉妹で介護を交代する
・親をバンコクへ呼ぶ
など、家庭によって対応はさまざまです。
2024年のタイ国家統計局の人口移動調査では、約79万8,700人が1年間に住む場所を変えています。
主な理由は、
・家族に同行:173,400人
・求職:159,800人
・住居:126,300人
・転勤・転職:113,900人
・地元へ帰る:89,400人
・進学:60,200人
・介護・親族の世話:39,400人
・より高い収入:12,900人
でした。
「地元へ帰る」を理由に住む場所を変えた人は約8万9,400人。
「介護・親族の世話」を理由にした人も約3万9,400人いました。
この統計だけでは、全員が「バンコクから故郷へ帰った」とまでは分かりません。
それでも、家族や介護が実際に人の住む場所を変える理由になっていることは確認できます。
また、2024年の労働力統計では、子ども・高齢者・病人・障害者などの世話を理由に労働力人口に入っていない人が約52万7,800人いました。
タイでは、親や家族の介護が、住む場所だけでなく仕事を続けられるかどうかにも関わる現実的な問題になっています。
タイはASEANの中でも高齢化がかなり進んでいる
家族介護の重要性が高まっている背景には、タイの急速な高齢化があります。
2024年、タイの60歳以上人口は1,367万5,012人。
人口全体の20.8%です。
つまり、およそ5人に1人が60歳以上になっています。
日本と比べればまだ若い国ですが、ASEAN全体で見るとタイの高齢化はかなり進んでいます。
日本の2024年人口推計では、
60〜64歳人口が約749万人。
65歳以上人口が約3,624万人。
合計すると、60歳以上は人口のおよそ35.3%になります。
ASEAN事務局が公表している域内全体の60歳以上人口割合は、2020年時点で11.1%でした。
ASEANの値だけ基準年が異なるため単純な同年比較ではありませんが、地域全体との違いを見る目安にはなります。
タイの60歳以上人口割合は20.8%で、ASEAN全体の直近公表値11.1%を大きく上回っています。
高齢者を支える子どもの世代が十分に増えているわけでもありません。
タイの出生率は低下し、家族の人数も小さくなっています。
以前なら3人、4人の兄弟姉妹で親を支えていた家庭でも、これからは1人や2人の子どもが両親を支えるケースが増える可能性があります。
つまり、タイの強い家族扶養の文化は残っていても、それを支える若い世代の負担は以前より重くなっていきます。
地方では、祖父母が孫を育てる家庭もある
家族の支援は、子から親への一方向ではありません。
逆方向もあります。
地方では若い父親や母親がバンコクなどの都市へ働きに出て、子どもを祖父母が育てる家庭があります。
このような家庭は、英語ではSkipped-generation householdと呼ばれます。
都市では親が働いて収入を得る。
地方では祖父母が孫の生活を支える。
という分業です。
特に地方の家庭では、
・都市で働く親が生活費や学費を送る
・祖父母が食事を作る
・祖父母が学校への送り迎えをする
・親は電話やビデオ通話で子どもと連絡する
・長期休暇に家族が集まる
といった生活があります。
| 都市で働く親 | 地方の祖父母 |
|---|---|
| 現金収入を得る | 孫の日常生活を支える |
| 学費・生活費を送る | 食事を作る |
| 電話・オンラインで連絡 | 学校や生活を見守る |
| 連休に帰省 | 地域の中で孫を育てる |
祖父母は親から支えられるだけの存在ではありません。
若い世代が都市で働けるよう、逆に家族を支えている場合もあります。
家族全体で役割を分担して生活を成り立たせているのです。
【ソンクラーン】家族が集まり、年長者へ感謝を伝えるタイ正月
外国人旅行者から見ると、ソンクラーンは「水を掛け合う祭り」のイメージが強いでしょう。
でも、タイ人にとってはそれだけではありません。
4月のタイ正月は、離れて暮らす家族が故郷へ戻り、家族で過ごす大切な時期でもあります。
バンコクから地方へ向かう道路やバスターミナルが混雑するのも、そのためです。
タイ政府もソンクラーンについて、
・家族との再会
・年長者への敬意
・親や祖父母への感謝
・新しい一年の祝福
を大切な要素として説明しています。
ソンクラーンは大規模な水掛け祭りであると同時に、離れて暮らす家族が再会し、親や祖父母へ感謝を伝えるタイ正月でもあります。
年長者の手へ静かに水を掛ける
家庭や地域では、若い世代が年長者の手へ香りのついた水を静かに掛け、祝福を受ける習慣があります。
観光地で見る激しい水掛けとはまったく違います。
そこには、
・育ててくれたことへの感謝
・健康で長生きしてほしいという願い
・新しい一年の祝福を受ける
という意味があります。

家族を大切にする文化は、同時に「責任の重さ」でもある
タイの家族のつながりを見ると、
「家族思いで温かい」
という印象を持つかもしれません。
実際、強い家族関係はタイ社会の大きな特徴の一つです。
でも、その関係はいつも簡単なものではありません。
例えば、
・親へ仕送りをすると自分の貯金が減る
・親の介護のためにバンコクでの仕事を続けられなくなる
・兄弟の中で誰が親の面倒を見るかを決めなければならない
・病院代を誰が負担するかで話し合いが必要になる
・祖父母が高齢になってから孫育てを担う
といった負担もあります。
家族のつながりが強いからこそ、「自分だけの人生」と割り切れないこともあります。
それでも多くの人が家族を支えるのは、単に社会的な義務だからではありません。
これまで自分を育ててくれた親への感謝。
兄弟姉妹との関係。
家族が困ったときは助けるという感覚。
そうしたものが暮らしの中にあります。
若い世代では、家族の支え方も変わっている
タイ社会も変化しています。
若い世代では、
・結婚しない
・子どもを持たない
・親と同居しない
・都市で一人暮らしを続ける
・海外で働く
といった生き方も増えています。
だからといって、家族との関係がなくなるわけではありません。
以前なら、
「親と一緒に暮らして世話をする」
という形だったものが、
現在では、
・別に住みながら仕送りする
・病院代だけ負担する
・頻繁に電話する
・必要な時期だけ実家へ戻る
という形に変わっている家庭もあります。
タイの家族関係は、「一緒に暮らして支える」だけではなく、「離れて暮らしながら支える」形へ広がっています。
「出身はどこ?」「実家はどこ?」と聞くと、その人の生活が見えてくる
タイ人と話すとき、
「出身はどこ?」
「実家はどこ?」
と聞くと、その人の現在の住所とは別の県名が返ってくることがあります。
例えば、現在はバンコクで10年以上働いていても、
「実家はローイエット」
「家族はウドンタニ」
「両親はナーン」
という人がいます。
重要なのは、住所の話ではありません。
その故郷には、
・両親が暮らしている
・兄弟姉妹がいる
・自分が育った家がある
・ソンクラーンに帰省する
・毎月仕送りをしている
・将来親の介護で戻る可能性がある
といった家族とのつながりが残っています。
バンコクで暮らす現在の生活と、地方にある家族の生活。
その二つが同時にその人の人生をつくっています。
家族を知ると、タイの暮らしがもう少し深く見える
バンコクの高層ビルだけを見ていると、現代的な大都市で働く個人の生活に見えます。
でも、その人が毎月得る給料は、その人一人だけのために使われているとは限りません。
バンコクで働く若者の生活の向こうには、
・イサーンで暮らす母親
・北部で暮らす父親
・地方で孫を育てる祖父母
・実家で暮らす兄弟姉妹
がいるかもしれません。
バンコクで稼いだお金の一部が、数百km離れた家族の生活を支える。
祖父母が孫を育てることで、若い親が都市で働ける。
親が高齢になれば、今度は子どもが故郷へ戻って支える。
タイの家族は、離れていてもお金・時間・介護・子育てを通じてつながっています。
だからタイ人と家族の話をすると、単なる「家族構成」以上のことが見えてきます。
「毎月親へ仕送りしている?」
「親が病気になったら地元へ戻る?」
「兄弟で親の面倒をどう分担する?」
「ソンクラーンには毎年帰る?」
「子どもができたら両親に手伝ってもらう?」
答えは人によって違います。
その違いを聞くことこそ、統計だけでは分からないタイの家族を知る一番面白い方法かもしれません。
よくある質問
タイでは子どもが親へ仕送りするのは一般的ですか?
すべての家庭で行われるわけではありませんが、子どもから親への金銭支援は非常に広く見られます。タイ国家統計局の2024年高齢者調査では、高齢者の約76.8%が過去12か月に子どもから何らかの収入を受け取っていました。金額や頻度は家庭の所得や親の経済状況によって異なります。
タイで親への仕送りが多いのはなぜですか?
家族を大切にする価値観だけでなく、老後の所得保障も関係しています。2026年現在、高齢者生活手当は年齢に応じて月600〜1,000バーツで、これだけで生活費をすべて賄うのは難しい金額です。公務員年金や社会保障制度の老齢給付を受ける人もいますが、すべての高齢者が十分な年金を受け取れるわけではなく、子どもの支援が老後生活を補う家庭があります。
地方出身のタイ人はなぜバンコクなどの都市へ働きに行くのですか?
主な理由は仕事と教育機会です。NESDCが2025年にバンコク、チョンブリ、チェンマイ、コンケン、ソンクラーの主要経済地域へ移り住んだ20〜35歳の若手労働者2,563人を調査したところ、60.5%が仕事、21.5%が進学をきっかけに移っていました。
タイでは親が病気になると子どもが故郷へ戻ることがありますか?
あります。家庭によっては兄弟で介護を分担したり、親を都市へ呼んだりする場合もあります。2024年の人口移動調査では「地元へ帰る」を理由に住む場所を変えた人が約8万9,400人、「介護・親族の世話」を理由にした人が約3万9,400人いました。ただし、この統計は全国値であり、すべてがバンコクから地方へ戻ったケースを示すものではありません。
ソンクラーンは家族と過ごす行事でもあるのですか?
はい。外国人には水掛け祭りとして知られていますが、タイ正月でもあり、都市で働く人が故郷へ帰り家族と再会する大きな機会です。年長者の手へ水を掛け、感謝を伝え、祝福を受ける伝統もあります。
タイの若い世代も昔と同じように家族を重視していますか?
家族への支援や感謝は現在も広く見られますが、形は変化しています。同居せずに仕送りや電話で支える人、必要なときだけ実家へ戻る人、結婚や子どもを持たない生き方を選ぶ人もいます。少子高齢化と都市化によって、従来の「子どもが親と同居して世話をする」という形だけでは説明できなくなっています。
出典・参考資料
- Office of the National Economic and Social Development Council — Returning Migrant Workers: From Choice to Chance, 2025
- Thailand National Statistical Office — The Migration Survey
- Thailand National Statistical Office — Social Indicators 2025, Migrants by Reason for Moving 2020–2024
- Thailand National Statistical Office — Survey of the Older Persons in Thailand 2024
- Thailand National Statistical Office — Survey of the Older Persons in Thailand 2024, Sources of Income
- Thailand National Statistical Office — Survey of the Older Persons in Thailand 2024, Income from Children and Relatives
- Thailand National Statistical Office — Statistical Yearbook Thailand 2025, Labour Force Status and Caregiving
- Thailand National Statistical Office — Statistical Yearbook Thailand 2025, Population Aged 60 and Over
- Thailand National Statistical Office — Social Indicators 2025, Population Aged 60 and Over
- Royal Thai Government — Current Old Age Allowance Rates, 2026
- Ministry of Labour Thailand — Old Age Living Allowance
- World Bank — Pension Provision in Thailand
- World Bank — Protecting Old People from Falling into Poverty in Thailand
- World Bank — Caring for Thailand’s Aging Population
- Chulalongkorn University — Katanyu Katavedi and Caregiving for Frail Elderly Parents
- UNFPA Thailand — Migration of Children and Material Support to Parents in Thailand
- Statistics Bureau of Japan — Population Estimates as of October 1, 2024
- Statistics Bureau of Japan — Population by Five-Year Age Group, 2024
- ASEAN Secretariat — Old Age Poverty and Active Ageing in ASEAN: Trends and Opportunities
- Royal Thai Government — Prime Minister’s Message for Songkran 2026
- Thailand Public Relations Department — Songkran Day and the National Day for Older Persons, 2026
- Tourism Authority of Thailand — Songkran Festival is When Family Comes First
- Wise — THB/JPY Mid-Market Exchange Rate, 5 October 2026
