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【2026年版】プーケット・クラビ観光完全ガイド|日本からの行き方・ホテル・島巡り・ベストシーズン
プーケットとクラビは、どちらもアンダマン海を代表するリゾートですが、実際に行くと旅の性格はかなり違います。プーケットは一つの島の中に繁華街、静かなビーチ、旧市街、高級リゾートが揃い、クラビでは巨大な石灰岩の崖とロングテールボートが旅の景色になります。どちらに泊まるか、どの空港へ入るか、島巡りを何日にするかで旅行の満足度が大きく変わります。
更新日:2026年10月5日

プーケットとクラビ。どちらも海だけど旅はかなり違う
プーケットとクラビは、地図で見ると近い場所にあります。
どちらもタイ南部のアンダマン海側。
どちらにも美しいビーチがあり、ピピ諸島など共通してアクセスできる島もあります。
でも、実際の旅はかなり違います。
プーケットはタイ最大の島で、国際空港があります。
パトンの巨大な繁華街。
カタやカロンのビーチ。
高級ホテルの多いバンタオ。
静かな北部のマイカオ。
歴史あるプーケット旧市街。
同じ島だけで、リゾート、夜遊び、ショッピング、文化観光までほぼ完結できます。
クラビの魅力は、街の規模より風景です。
海から垂直にそびえる石灰岩。
ロングテールボート。
道路では行けないライレイ。
潮が引くと島と島の間に砂州が現れるタレーウェーク。
そしてピピ諸島。
「ホテルの周りで何でもできる」のがプーケットなら、「船に乗って景色の中へ入っていく」のがクラビです。
初めてで便利さを重視するならプーケット、海と石灰岩の風景を主役にしたいならクラビと考えると選びやすくなります。
| 比較 | プーケット | クラビ |
|---|---|---|
| 雰囲気 | 大型国際リゾート | 自然・島・石灰岩 |
| 空港 | プーケット国際空港 HKT | クラビ国際空港 KBV |
| 夜遊び | パトンを中心に非常に多い | アオナン中心、比較的穏やか |
| ショッピング | 大型モールまで揃う | 小規模、観光地中心 |
| ビーチ | 島内に多数 | アオナン+船でライレイ等 |
| 島巡り | ピピ、シミラン、パンガー湾等 | ピピ、ホン島、4 Islands等 |
| 家族旅行 | 選択肢が非常に多い | 静かに過ごしやすい |
| カップル | 高級ホテルから街遊びまで幅広い | ライレイや静かなリゾート向き |
日本からプーケット・クラビへどう行く?
2026年10月時点では、東京・大阪からプーケットへの定期直行便はありません。
クラビについても、日本からの定期直行便はありません。
そのため基本は乗り継ぎです。
最も分かりやすいのはバンコク経由。
そのほか台北、香港、シンガポール、クアラルンプールなどを経由する便もあります。
東京からプーケットは、乗り継ぎ1回のルートで飛行区間だけなら約8時間前後から。
東京からクラビも約8時間前後からです。
ただし実際の旅行時間は、乗り継ぎ待ち時間によって大きく変わります。
2026年10月時点では、東京・大阪からプーケットにもクラビにも定期直行便はなく、基本は1回以上の乗り継ぎです。
バンコク経由が分かりやすい
スワンナプーム空港からプーケットまでは約1時間30分。
クラビまでは約1時間25分です。
ドンムアン空港からもプーケット、クラビの両方へ多数のLCCが飛んでいます。
ここで重要なのが、バンコクには空港が2つあること。
日本からスワンナプームへ到着し、国内線がドンムアン発なら、空港間を移動しなければなりません。
航空券を別々に購入する場合は特に注意してください。
バンコク乗り継ぎでは、BKKからそのまま国内線へ乗れるのか、DMKへ空港移動が必要なのかを予約前に確認することが重要です。
| 日本からのルート | 2026年10月時点 | 飛行時間の目安 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 東京 → プーケット | 直行便なし | 乗継便で飛行区間約8時間〜 | バンコク・台北等経由 |
| 大阪 → プーケット | 直行便なし | 乗継便で約7時間15分〜 | バンコク経由が使いやすい |
| 東京 → クラビ | 直行便なし | 乗継便で約8時間10分〜 | バンコク等経由 |
| 大阪 → クラビ | 直行便なし | 乗継便で約7時間15分〜 | バンコク等経由 |
| BKK → プーケット | 直行 | 約1時間30分 | 1日多数運航 |
| BKK → クラビ | 直行 | 約1時間25分 | 1日複数便 |
| DMK → プーケット | 直行 | 約1時間30分 | LCC中心 |
| DMK → クラビ | 直行 | 約1時間25分 | LCC中心 |
航空券はいくらくらい?
航空券価格は、乾季、年末年始、春休み、ゴールデンウィークなどで大きく変わります。
2026年10月時点のタイ国際航空による東京―プーケット往復エコノミー検索例では、おおむね13万5,000円〜17万6,000円前後の価格帯が表示されています。
11月以降には10万円台前半の検索例もあります。
LCCを組み合わせればさらに安くなる場合がありますが、
預け荷物。
座席指定。
食事。
別切り航空券による乗り継ぎリスク。
を含めて総額を比較してください。
プーケットやクラビのホテル料金も乾季に上がりやすいため、航空券だけ安くても旅行総額が安いとは限りません。
プーケット空港からホテルへ。最初に位置関係を理解する
プーケット国際空港は島の北部にあります。
観光客の多いパトン、カロン、カタは島の西側から南西側。
プーケット旧市街は南東側です。
つまり、空港を出たらすぐホテルという島ではありません。
場所によっては1時間以上かかります。
Smart Busは一人旅にかなり便利
Phuket Smart Busは空港から西海岸を南下し、
パトン。
カロン。
カタ。
ラワイ。
方面まで走ります。
2026年現在、Airport–Patong–Rawai路線は一律100バーツ。
Visa、Mastercard、JCBなどのタッチ決済にも対応しています。
プーケット空港からパトン・カロン・カタ・ラワイまでSmart Busなら一律100バーツです。
時間に余裕のある一人旅やカップルには非常に使いやすい方法です。
プーケット旧市街ならAirport Bus
空港からPhuket Bus Terminal 1までのAirport Busもあります。
空港から終点まで約1時間30分。
料金は区間により50〜100バーツです。
Central Phuketなどを経由します。
旧市街に泊まる場合はこちらの方が使いやすいでしょう。
荷物が多ければ空港タクシー
空港公式サービスの料金例では、
プーケットタウン 650バーツ。
パトン 800バーツ。
カタ 1,000バーツ。
ラワイ 900バーツ。
という設定があります。
人数が3〜4人なら、バスよりホテルまで直接行ける車の方が楽になる場合があります。
| プーケット空港から | 料金目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| Smart Bus → パトン | 100B | 安い・時間はかかる |
| Smart Bus → カロン・カタ | 100B | 一人旅に便利 |
| Smart Bus → ラワイ | 100B | 南部まで移動可能 |
| Airport Bus → Phuket Town | 50〜100B | 旧市街向き |
| 空港車 → Phuket Town | 約650B | ホテル直行 |
| 空港車 → Patong | 約800B | 荷物が多い人向き |
| 空港車 → Kata | 約1,000B | 家族・グループ向き |
プーケットはどこに泊まる? エリア選びで旅行が変わる
プーケットは島が大きいため、「プーケットのホテル」というだけで予約すると失敗しやすい場所です。
夜遊びをしたい人と、小さな子ども連れの家族では、おすすめのエリアがまったく違います。
パトン|便利さと夜を最優先
初めてのプーケットで、
店が多い。
夜まで遊びたい。
ショッピングもしたい。
ビーチにも歩いて行きたい。
ならパトンが最も分かりやすいでしょう。
一方で、静かなビーチリゾートを求める人には向きません。
Bangla Road周辺は深夜まで非常に賑やかです。
カタ・カロン|初めての家族旅行にも使いやすい
ビーチ。
ホテル。
レストラン。
街の便利さ。
このバランスが取りやすいのがカタとカロンです。
パトンほど夜の歓楽街色が強くなく、家族やカップルにも選びやすいエリアです。
カマラ|少し静かに泊まりたい
パトンから北へ行くとカマラ。
パトンへ行ける距離を保ちつつ、もう少し静かに過ごしたい人に向いています。
バンタオ・ラグーナ|リゾート滞在を重視
高級リゾート、ビーチクラブ、ヴィラなどの選択肢が多いエリアです。
観光地を毎日巡るより、
ホテル。
プール。
ビーチ。
レストラン。
で過ごす時間を重視する旅に合います。
ナイヤン・マイカオ|空港に近く静かな北部
島北部は南側の有名ビーチより落ち着いています。
空港から近く、最終泊にも便利です。
TATも、南側の主要ビーチは混雑しやすい一方、北側はより静かだと案内しています。
プーケット旧市街|海ではなく町を見る
ビーチリゾートとはまったく違う選択肢です。
カラフルなSino-European建築。
古い商店。
カフェ。
寺院や中国系の祠。
を歩いて楽しめます。
海だけで終わらせたくない人なら、最後の1泊を旧市街にするのも面白いでしょう。
| エリア | 向いている人 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| パトン | 初めて、夜遊び、買い物 | 店・交通・夜まで便利 | 騒がしい |
| カタ | 家族、カップル | ビーチと街のバランス | 乾季は混雑 |
| カロン | 家族、のんびり | 長いビーチ | エリアが広い |
| カマラ | カップル、静かに滞在 | パトンより穏やか | 店は少なめ |
| バンタオ | 高級リゾート、長期滞在 | ホテル・ビーチクラブ | 島南部へ遠い |
| ナイヤン・マイカオ | 静けさ、最終泊 | 空港に近い | 観光地から離れる |
| Phuket Old Town | 街歩き、文化 | 建築・カフェ・市場 | ビーチではない |

プーケットでまず見たい場所
Phuket Old Town
旧市街には、
Thalang Road。
Dibuk Road。
Phang Nga Road。
Soi Romanee。
など、歴史的な建築が残る通りがあります。
現在は古い建物を利用したホテル、カフェ、レストラン、ショップも増えています。
ビーチだけ見て帰ると分からない、プーケットの交易都市としての歴史が見える場所です。
ワット・チャロン
プーケットを代表する寺院の一つです。
海ばかりの旅の途中に文化的な場所を入れたいなら訪れやすいでしょう。
宗教施設なので、肩や膝を大きく露出しない服装を意識してください。
ビッグブッダ
カタとチャロンの間の丘にある巨大仏像です。
2024年の土砂災害後、長期間閉鎖されていましたが、2026年3月に一般公開を再開しています。
現在は管理体制や利用条件が以前と変わっているため、訪問前に最新情報を確認してください。
Karon Viewpoint・Promthep Cape
海そのものより「上から海岸線を見る」場所です。
特に夕方は人気があります。
ただし有名な夕日スポットは非常に混雑することがあります。
日没時刻ギリギリに到着するのではなく、少し早めに行く方が落ち着いて見られます。
クラビはどこに泊まる? まずアオナンを基準に考える
クラビは「クラビ県」と「クラビタウン」と「アオナン」が混同されやすい場所です。
観光客が海の旅行で最も使いやすい拠点はアオナンです。
アオナン|初めてなら一番便利
ホテル。
レストラン。
ツアー会社。
コンビニ。
マッサージ。
船。
が一通り揃います。
ライレイや周辺島へのボートも出るため、初めてなら最も旅程を作りやすい場所です。
ライレイ|景色の中に泊まりたい
ライレイは半島ですが、巨大な石灰岩の崖によって陸路が分断されています。
道路はありません。
基本的に船で入ります。
ライレイは「車で行けるビーチ」ではなく、最後の10〜15分をロングテールボートで渡って入る場所です。
アオナンからの共有ロングテールボートは、2026年の目安で片道100バーツ。
約10〜15分です。
天候や潮位、時間帯で運航条件は変わります。
大きなスーツケースで移動する場合は、砂浜への乗り降りも考えて荷物をまとめましょう。
クロンムアン・タブケーク|静かなリゾート
アオナンの店の多さは不要。
ホテルでゆっくりしたい。
という人にはクロンムアンやタブケークがあります。
リゾート滞在やカップル旅行に向きます。
クラビタウン|海よりローカルな町
海の目の前ではありません。
その代わり、夜市や町の日常を見やすく、宿泊費も海沿いより抑えやすい傾向があります。
TATによると、Maharaj Walking Streetは金〜日曜の17時〜22時。
Chao Fah Pier Night Marketは毎日夕方から開催されています。
Koh Lanta|時間があるなら別の旅へ
クラビ県の南にある大きな島です。
アオナンやライレイよりも、数泊してゆっくり過ごす旅に向いています。
クラビ旅行が5〜7日以上なら候補になります。
| クラビのエリア | 向いている人 | 特徴 |
|---|---|---|
| Ao Nang | 初めて、島巡り | 最も便利 |
| Railay | カップル、絶景 | 船でしか行けない |
| Klong Muang | 静かなリゾート | アオナンより落ち着く |
| Tubkaek | 高級滞在、景色 | ホテル中心 |
| Krabi Town | ローカル、低予算 | 夜市・町歩き |
| Koh Lanta | 長めの滞在 | 島でゆっくり |
クラビ空港からアオナンへ
クラビ国際空港からアオナンは約25km。
2026年の現地交通では、
Airport Bus 約150バーツ。
共有ミニバン 約150〜200バーツ。
タクシーやGrabは車1台で数百〜1,000バーツ前後。
が目安になります。
価格は事業者、ホテルの位置、時間帯で変わります。
一人ならバスや乗合バン。
3〜4人なら車。
と考えると分かりやすいでしょう。
ライレイ泊の場合、空港から車だけでは到着できません。
アオナンまたはAo Nam Maoなどの乗船地点まで移動し、最後は船になります。
夜遅く到着する便では、その日のうちにライレイへ入れるかを予約前に確認してください。
クラビで外せないライレイとプラナン
クラビを象徴する景色の一つがライレイです。
海。
真っ白な砂。
そして海岸のすぐ後ろに垂直に立ち上がる石灰岩。
写真だけを見ると島のように見えますが、実際は本土とつながった半島です。
ただし道路がないため、旅行者の感覚としては「船でしか行けない島」に近い場所です。
Railay West
夕日を見るならこちら。
砂浜に直接ロングテールボートが着くことも多く、ライレイらしい写真が撮れます。
Railay East
マングローブ側で、浮き桟橋があります。
ホテルや飲食店へ移動する実用的な玄関口でもあります。
Phra Nang Cave Beach
クラビを代表するビーチの一つ。
巨大な石灰岩の崖が海へ落ち込み、沖には奇岩が見えます。

クラビの4 Islandsは「初めての島巡り」に分かりやすい
アオナンから日帰りで参加しやすいのが、いわゆる4 Islands Tourです。
一般的には、
Poda Island。
Chicken Island。
Tup Island。
Phra Nang周辺。
などを組み合わせます。
有名なのがThale Waek。
潮が引くと、島と島の間に白い砂州が現れます。
ここでは「何時に行くか」が大切です。
満潮では同じ風景になりません。
ツアーを選ぶ際は、「タレーウェークへ行く」と書いてあるだけでなく、潮位を考慮した時間設定かを確認するとよいでしょう。
ピピ島はプーケットからもクラビからも行ける
ピピ諸島はクラビ県に属します。
しかし、プーケット発のツアーも非常に多いため、どちらに泊まっていても行けます。
Phi Phi Donは宿泊施設や飲食店のある中心の島。
Phi Phi LehにはMaya Bay、Pileh Lagoonなどがあります。
プーケットのRassada PierからPhi Phi Donまでは、フェリーで約2時間が一つの目安。
クラビ側からはKhlong Jilad Pierなどを利用し、約1時間半程度の便があります。
スピードボートなら短くなる場合がありますが、波の影響を受けやすくなります。
マヤベイは「いつでも泳げるビーチ」ではない
映画「The Beach」で世界的に知られたマヤベイ。
現在は自然環境保護のため、以前とは利用方法が大きく変わっています。
2026年は8月1日から9月30日まで閉鎖され、10月1日に観光客受け入れを再開しました。
閉鎖は単なるオフシーズンではありません。
自然の回復とモンスーン期の安全確保が目的です。
2026年9月の閉鎖中の調査では、早朝のマヤベイ周辺でクロツマグロではなくブラックチップ・リーフシャークが最大278匹確認された日もありました。
マヤベイは2026年も8月1日〜9月30日の2か月間を完全閉鎖し、10月1日に再開しています。
現在も湾内で自由に泳ぐ場所ではありません。
自然保護ルールや立入区域は必ず現地の案内に従ってください。
ツアー料金に国立公園入園料が含まれているかどうかも、予約前に確認しましょう。
シミラン諸島は一年中行けない
プーケット旅行で「シミランにも行こう」と考える人も多いでしょう。
ただしシミラン諸島はプーケット県ではなく、北隣のパンガー県側にある海洋国立公園です。
プーケットやカオラックからのツアーで訪れます。
そして最大の注意点は営業期間。
国立公園公式情報では、
11月1日〜5月15日が観光シーズン。
5月16日〜10月31日は閉鎖。
です。
モンスーン期の強い波や風から旅行者を守り、自然を回復させるためです。
シミランは「雨でもツアーが減る」程度ではなく、毎年5月16日〜10月31日は国立公園そのものが観光シーズン外です。
旅行日が決まってから「シミランへ行けなかった」とならないよう、先に開園期間を確認してください。
プーケット・クラビのベストシーズン
アンダマン海側は、タイ湾側のサムイなどと雨季の時期が違います。
一般的に旅行しやすいのは11月〜4月。
5月ごろから南西モンスーンの影響が強まり、雨量が増えます。
プーケット空港の平年降水量を見ると、その差はかなり大きいことがわかります。
2月は48.9mm。
9月は393.9mm。
プーケット空港の平年降水量は、2月約49mmに対して9月約394mmと約8倍です。
ただし雨季だから毎日一日中雨が降るわけではありません。
ホテル料金が下がり、観光客が減るメリットもあります。
問題になるのは、雨そのもの以上に海況です。
雨季に一番怖いのは「雨」より海
プーケットの主要ビーチでは、海況が危険な日に赤旗が掲げられます。
TATも旅行者に対し、赤旗に注意するよう明確に案内しています。
赤旗が出ていたら、
「他の人が泳いでいるから」
「岸の近くだけだから」
と考えないこと。
プーケットのビーチで赤旗が出ている日は、泳がない。
これが最もシンプルで重要なルールです。
モンスーン期は離岸流や高波が発生しやすくなります。
ボートツアーも、天候によっては直前に中止・変更されます。
島泊の後に国際線へ乗る場合は、海況悪化で船が欠航する可能性を考え、フライト前日に本土またはプーケット本島へ戻っておく方が安全です。
海のツアーを予約するときに確認したいこと
安いツアーを探すだけなら簡単です。
でも海のツアーは、陸上ツアーより確認する項目があります。
国立公園料金は含まれているか。
ホテル送迎はどこまで含むか。
スピードボートか大型船か。
ライフジャケットはあるか。
悪天候時のキャンセル条件はどうなっているか。
子ども、高齢者、妊娠中の人への乗船条件はあるか。
モンスーン期ほど、ツアー会社の運航判断を優先してください。
「せっかく来たから絶対出してほしい」と無理をお願いする種類の観光ではありません。
プーケットとクラビを一度に回るなら何日必要?
両方を初めて旅行するなら、最低でも5泊6日。
できれば6〜7泊あると楽です。
プーケットとクラビの間は道路でも移動でき、船便が運航する季節には海路も選べます。
道路ならおおむね2時間半〜3時間程度を見ておくとよいでしょう。
船は季節や海況で運航条件が変わります。
| 日程 | おすすめ | 向いている人 |
|---|---|---|
| 3泊4日 | プーケットだけ | 初めて・便利さ重視 |
| 3泊4日 | クラビだけ | 景色・島巡り重視 |
| 5泊6日 | Phuket 3泊+Krabi 2泊 | 両方を短く体験 |
| 6泊7日 | Phuket 3泊+Krabi 3泊 | 最もバランスが良い |
| 7泊以上 | Phuket+Krabi+Phi PhiまたはLanta泊 | 島泊も楽しみたい |
プーケット3泊4日モデルプラン
1日目|到着・ビーチ周辺
空港からホテルへ。
初日は長距離移動後なので、遠い観光地を入れすぎません。
パトン、カタ、カロンなどホテル周辺のビーチを歩きます。
2日目|プーケット島内
午前はプーケット旧市街。
午後にワット・チャロン。
Karon Viewpointなどを回り、夕方は海岸の夕日へ。
街と海の両方を見る日です。
3日目|島巡り
乾季ならピピ諸島、パンガー湾、シミランなどから一つ選びます。
「一日に2種類の島ツアー」は入れません。
朝から夕方までほぼ一日使います。
4日目|ホテル・空港へ
最終日は近場で過ごします。
国際線へ接続する場合は、渋滞を考えて早めに空港へ向かいます。
クラビ3泊4日モデルプラン
1日目|空港からアオナン
クラビ空港からアオナンへ。
夕方に到着するならアオナンビーチを散歩する程度で十分です。
2日目|ライレイ・プラナン
ロングテールボートでライレイへ。
Railay West、Phra Nang Cave Beach周辺を一日かけて楽しみます。
日帰りでもいいですが、景色を重視するならライレイに一泊する方法もあります。
3日目|島巡り
Four Islands。
Hong Islands。
Phi Phi。
の中から一つ。
海況と季節を見て選びます。
4日目|クラビタウンまたは自然・空港へ
飛行機が遅い時間ならKrabi Townへ。
海以外ならTiger Cave Temple、温泉、Emerald Pool方面を選ぶこともできます。
プーケットとクラビ、結局どちらを選ぶ?
初めてのタイ南部。
3泊しかない。
移動を簡単にしたい。
夜も店が多い方がいい。
ホテルの選択肢を増やしたい。
ならプーケット。
ロングテールボートに乗りたい。
石灰岩の絶景が好き。
夜遊びは重要ではない。
自然の景色を優先したい。
ならクラビ。
家族なら必ずプーケット、カップルなら必ずクラビ、というほど単純ではありません。
ホテルとエリアの選び方次第でどちらも対応できます。
ただ、街の規模と交通の便利さはプーケット。
景色のインパクトはクラビ。
という違いは分かりやすいでしょう。
南部の海は「場所」だけでなく「季節」を選ぶ旅行
プーケットやクラビの写真を見ると、いつ行っても同じ青い海があるように感じます。
実際は違います。
2月のアンダマン海。
9月のアンダマン海。
同じビーチでも状態は大きく変わります。
マヤベイには閉鎖期間がある。
シミランには観光シーズンそのものがある。
ライレイへ行く船は海況に影響される。
ビーチには赤旗が出る日がある。
南部旅行は、観光地のリストを作るだけでは完成しません。
「その月に、その海へ行けるか」
まで考えて初めて旅程になります。
そして現地の人に聞くと、さらに細かい違いが出てきます。
「プーケットなら、家族をどのビーチへ連れて行く?」
「雨季なら何をして過ごす?」
「ピピ島へ行くならプーケット発とクラビ発、どっちが好き?」
「ライレイは日帰りと宿泊、どっちがおすすめ?」
「観光客が少ないビーチは?」
こうした答えは、人によって違います。
それが実際に人と話して旅を決める面白さでもあります。
よくある質問
日本からプーケットへの直行便はありますか?
2026年10月時点では、東京・羽田、成田、大阪・関西からプーケットへの定期直行便はありません。バンコク、台北、香港、シンガポール、クアラルンプールなどで乗り継ぐのが基本です。バンコクからプーケットまでは直行便で約1時間30分です。
プーケットとクラビはどちらが初めての旅行におすすめですか?
交通、ホテル、ショッピング、夜の店などの便利さを重視するならプーケットが分かりやすいでしょう。石灰岩の絶景、ロングテールボート、ライレイなど自然景観を重視するならクラビがおすすめです。5〜7日程度あれば両方を組み合わせることもできます。
プーケット・クラビ旅行のベストシーズンはいつですか?
アンダマン海側は一般的に11月から4月ごろが旅行しやすい時期です。5月以降は南西モンスーンの影響で雨や波が増えます。特に島巡りを重視する場合は乾季の方が旅程を組みやすいでしょう。
雨季でもプーケットへ旅行できますか?
旅行自体はできます。ホテル料金が下がり、観光客が少なくなるメリットもあります。ただし海が荒れ、ビーチに赤旗が出たり、ボートツアーが中止されたりすることがあります。赤旗がある日は海へ入らず、船の運航判断にも従ってください。
マヤベイは一年中入れますか?
いいえ。2026年は8月1日から9月30日まで自然回復とモンスーン期の安全確保のため閉鎖され、10月1日に再開しました。また、再開後もマヤベイでは自然保護のため自由に泳げるわけではありません。訪問時の最新ルールを国立公園やツアー会社で確認してください。
アオナンからライレイへはどうやって行きますか?
ライレイには道路がないため、アオナンなどからロングテールボートで向かいます。2026年の目安ではアオナンから片道約100バーツ、所要時間10〜15分程度です。天候、潮位、乗客数、時間帯によって運航条件が変わるため、特に遅い時間の移動は事前確認がおすすめです。
